株式会社 許斐は、1983年に許斐 勝夫(このみまさお)により設立され、日本を中心に国際間の長期投融資の促進を図るインターナショナル・インベストメント・バンキング・サービスを提供しています。
国際間の長期投融資とは、日本の企業による海外事業進出、日本国外への不動産投資、海外での資金調達、合弁事業の組成、金融機関による海外への投融資等、多岐に渡ります。
また、新規の投融資ばかりでなく一旦投資した後の拡大局面や、問題化した投融資の撤退等も扱います。
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この事業は、21世紀に世界で起ると予想される種々の経済的課題を、日本を中心とした国際間の投融資を促進することにより、積極的かつ創造的に解決することをその使命と考えます。
日本については、1996年に対外純資産が1兆ドル(100兆円以上)を越え、2002年末には175兆円にも積みあがりました。国内金利も1%以下に下がって、それぞれ有史以来の現象が出現しました。
一方、日本は高齢化社会への移行が急速に進み、貯蓄率も急速に低下をしております。このままでは資本蓄積率の低下の中で次世代への財政的依存度が急激に高くなることが懸念されます。
従って、今まで蓄積された資本の運用を安全かつ高利回りで運用することにより次世代の人々への負担を軽減することが求められています。
このような状況下での日本の喫緊の課題の一つは海外への投融資を拡大し、安全かつより高い投資利回りを実現することです。
また、エレクトロニクス、バイオ、新素材等の新しい産業分野では、先進国の間でさえ技術や市場の偏在が激しく、この偏在を解決することも、大きな課題です。
この課題を解決するために、技術移転や事業進出等の日本からの長期投融資が期待されています。
これらの課題を解決するような取引には、国際間の長期資金の需要者と供給者の間で、仲介する者が必要です。私共は複雑な利害関係の中で、
創造的に取引をまとめる経験を長年に渡り積み、広いネットワークを築き上げてきました。従来、英国のマーチャント・バンクや米国の投資銀行が、
各々の国の内外で行ってきたこの種のサービスを日本を基盤に行っています。
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